日本製鉄大分 ベルトコンベヤ挟まれ死亡

2022/5/20

日本製鉄でベルトコンベヤーとタンクの間に挟まれ作業員の男性死亡 

 テレビ大分 2022年5月6日 金曜 午前11:34

 

 6日朝早く、大分県大分市の日本製鉄九州製鉄所大分地区で作業員の男性がベルトコンベヤーとタンクの間に挟まれ亡くなりました。

警察などによりますと、6日朝5時20分ごろ、大分市の日本製鉄九州製鉄所大分地区で、ベルトコンベヤーとタンクの間に男性が挟まれているのを別の作業員が発見しました。

 挟まれていたのは日本製鉄九州製鉄所が業務を委託している会社で働く太田和輝さん33歳で、その場で死亡が確認されました。

太田さんは当時、鉄鉱石が流れてくるベルトコンベヤーで鉄鉱石以外のものを取り除く作業などを1人で行っていました。警察が事故の原因を調べています。

 

************************************************

 操業優先で一人作業では大丈夫と過信して回転体手出してします。

 だから、触ったら停止するセンサーなどつける必要がある。

 

 死亡したのは濱田重工社員で、発見したときは損傷激しく死亡していたとのこと。大分製鉄所では2014/12/6 テツゲンの男性24歳が一人作業で石炭搬送ベルトコンベヤブリーに左腕巻込まれて死亡しています。

 回転体手出し禁制事項順守してないと自己責任として片付けのではなく、仕事熱心でベルト回転停止せず、触ってしまうことは過去経験済みで予見可能ですから設備に触ったらセンサーで自動停止する装置などつけてないのは、安全配慮義務違反です。

 和精鉱では過去5回のベルト巻き込まれ事故が起きているのに、設備的改善はせず、禁制事項順守に偏重した対策で済ますので、事故は風化して忘れた頃にまた起きるのです。

139509