新日鐵住金出向者が退職

 2014/7/3

 光和精鉱戸畑製造所長が2014.7.1付で退職した。Aは、離任の挨拶を2014.7.1の00:09発信で社内掲示板に載った。

 新日鐵住金出向者が戻る人事は、まれである。Aさんは同日付で日鉄住金テックスエンジへ出向している。

 光和精鉱㈱人事異動は、2014.6.24発表し「戸畑製造所長を解く 新日鐵住金㈱への出向戻り」とある。発令項目が書かれていないので、退職なのか解任なのか、すっきりしない。出向受け入れは、採用発令となっているので、退職発令が順当と思う。

 出向者が新日鐵へ戻った例は、2年ほど前にシステムの仕事で出向してきたが、すぐに長欠し休職発令はなく、新日鐵へ戻っり出向先変更となった。

 昭和62年の人員削減のとき2人戻った。

 昭和36年の会社創立のとき総務担当の人は八幡製鉄に戻った。1960年代は出向人事そのものが希であった。

 

  数年前から、新日鐵住金は人減らし出向がなくなった。技能継承のため、職場まるごと外注化して出向させ、また直営化に戻して復帰させる人事と請負会社社員が逆出向する人事が行われた。

 新日鐵住金は、出向者を55歳で子会社へ転籍させる。そして60歳以降の継続雇用させる。転籍に際して退職金は定年までの残余年数に応じて退職金の過分な上積み加算がある。

 DOWAホールディングの出向人事は、グループ会社を数年ごとに転勤させる人事が慣例となっている。DOWAホールテ゛ィングは製造工場はない持ち株会社なので、新学卒は採用即出向人事が多い。