東京都足立区偽装請負で是正指導

 2014/8/19   

 東京都都足立区役所の戸籍窓口業務を富士ゼロックス社へ委託請負が「偽装請負」にあたるとして、労働局は2014.7.15に是正指導をした。足立区は、社会保険などの窓口業務も請負化を計画している。請負労働者が自己判断できない案件を都度、足立区役所職員に判断を求めていたことが、違法であると労働局は判断したのです。

 請負と派遣の違いは、請負とは、請負労働者は、請負会社の責任者を通じての作業指示により仕事をし、請負責任者以外を通じず労働者に直接指示を禁止なのです。請負労働者が都度、判断を仰いで仕事している常態は請負に該当しない。ただし災害・事故回避のための「指導」をすることは容認されます。「指導」と「指示」は違いはあいまいです。

 請負と社員が同じ作業服着て一体となつて協同して仕事している場合は「偽装請負」の判定要因になる。契約上の違法はなくとも実態が違法だから「偽装」というのです。事故、災害が起きたとき安全管理責任を追究され、偽造請負、違法派遣が露見するのです。

 足立区はどのような是正をするのか注目されますが、とりあえず派遣として糊塗するのではないか? 派遣は、専門26業務以外は、3年超えると直接雇用しなければいけない。

 光和精鉱株式会社は、契約上請負であるが、都度直接指示をしないように留意しなければいけない。

 【つづきを読む →組合員専用ページ】労働局是正指導文書掲載