製鉄所との取引価格決定はブラックボックス

「世界の鉄鋼過剰OECDが解消策で合意できず 」の記事図表 日経新聞2016/4/19
「世界の鉄鋼過剰OECDが解消策で合意できず 」の記事図表 日経新聞2016/4/19

2016/5/18 23:46

 

鉄鋼の生産能力過剰は深刻

 

 中国の急速な製鉄所は、減速経済により国内内需が減り安価で輸出が増大し、鋼材製品価格が下落している。同時に鉄鉱石、石炭の価格、スクラップ価格も下落している。インド、ブラジル、欧州の製鉄所は赤字経営に陥っている。 世界の過剰生産能力は。2015年で7億t/年。そのうち4.3億tが中国であるという。日本国内の鉄鋼生産実績は1億t/t強です。

  各国は、余剰生産設備の休廃止のための国としての支援策の検討が始まっている。

 新日鐵住金は、君津の高炉一部休止、旧住金小倉製鉄所の高炉と製鋼工場を廃止を5年後廃止します。要員減は社員310人、関連協力会社は810工減となると八幡製鐵所は発表しています。君津製鉄所も高炉を1基休止します。神戸製鋼所は神戸の高炉を2017年休止します。

 

 光和精鉱は戸畑高炉のダストを原料にして高炉用ペレットを製造しています。ペレット販売価格は鉄鉱石の価格下落にスライドし、蒸気も石油、石炭のエネルギー価格にスライドする市場コマーシャルベースでの取引が原則でしょうが、親会社との取引価格決定の仕組みはブラックボックスでよく分からない。。

 産業廃棄物処理は市場価格ですが、八幡製鉄所との原材料、電力、用役、ペレット販売価格は、その時の経済背景により市場価格のコマーシャルベースの取引きで変動しても、自立した企業として存続していくための生産態勢は考えているのでしょうが、下々には話さないのか、話せないのか、解りません。