挨拶奨励

学校でのナチス式敬礼、1934年 ウィキメディアから
学校でのナチス式敬礼、1934年 ウィキメディアから

  2017/2/5 13:10

挨拶強要は躾(しつけ)

 

 自衛隊の敬礼は、 自衛隊法施行規則第11条により「自衛官は、階級又は職責を尊重するため、防衛大臣の定めるところに従い、敬礼を行わなばならない」と規定されているので義務なのです。

 挨拶は規則で定めなくてもよいが、挨拶を強要する人は、うわべばかりの儀礼で喜ぶのです。挨拶強制するのは 「自分に対して敵意がない」こと確認したいのです。嫌いな人に対しては挨拶はしたくない気持ちを偽り挨拶をするのが苦痛なのです。

 柔剣道のスポーツでは礼に始まり礼に終わる。戦う相手に儀礼的であれ敬意を示す慣習的儀式です。

 支配者への挨拶活動は、忠誠と統制のためおこなう手段の一つです。戦前の皇族への不敬罪は廃止され、「侮辱罪」に代わり個人の人格は尊重されています。奨励と強制は違うのですが、社会人は、嫌いな人に対しても、虚礼、偽礼であれ、挨拶をしなければいけないと諦念させることが躾です。挨拶できない人は発達障碍者と看做されることがありますが、なぜ挨拶しないのか理由があるのです。

 敬礼は義務としている自衛隊の服務規程があります。「敬礼は義務です」北方自衛隊出入り口に立て看板を見たことがあります。

 

 マズロー欲求段階論的に言えば、経済的欲求が満たされると高次の「支配欲」から「尊敬されたい」自己実現のため、自分に歯向かう部下には権威を使い攻撃するようになりがちです。

 近年のうつ病の発症増の要因として「長時間労働だけでなく、個人を気持ち尊重しない働かせ方あり、就職難で雇用不安から同僚同士で助け合わない職場になり、嫌なことをイヤと言えずストレスが濃くなっている」との説には同感します。