貯金取り崩さないと生活できないのは切ない

再雇用の年収推移。残業なし、賞与査定標準として試算。
再雇用の年収推移。残業なし、賞与査定標準として試算。

2017/4/17 19:32

 

不安定な賞与に年収300万円の最低保障制度を求める。

 

  平成28年決算が流布されてきた。正式には役員会または株主総会で確定まで未定ということなのでしょうから、2017年度賞与額決定の通知待っておられません。

 2017/3/23会社から提示された賞与算出により試算すると対前年度より経常利益が増えたので金額は増える。すでに賃金は1000円/月増の回答あり。

   これにもとづき再雇用ランク1の年収を試算すると、まだ300万円に到達しません。預金取り崩さないと生計費が賄えないのは悲しくて切ないです。

   当ユニオンは不安定な賞与に最低保障額を設定し、年収300万円保障することを要求していますが、会社からの回答はなんら見解を返答はないままです。

 

  2017年度定年を迎える人は、厚生年金比例報酬部分支給が63歳からになります。支給年齢は段階的に引き上げられ、昭和38年現56歳の以前生まれの人は、在職年金はなくなります。年金給付額はマクロスライド方式に改定され物価上昇あっても上がらないようになっています。

  現在、在職年金は賃金と賞与との月平均収入と年金額と合算して28万を超えると年金は1/2減額仕組みです。残業しても1/2しか実収は増えないことになります。そのため、再雇用者の時間外割増率は高く設定しているのが新日鐵住金です。再雇用の時間外割増率を上げるように要求していますが、これも会社見解はないままです。

 

再雇用年収推移 ランクⅠ時間外なし賞与査定1.0

 2014年   2015年    2016年     2017年

334.5万円  312.0万円  288.6万円  294.9万円

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