防災訓練を嗤う 

関東大震災後の朝鮮人暴動の虚報
関東大震災後の朝鮮人暴動の虚報

2017/9/3 09:30

9/1防災の日

机の下に潜り、メールで安否確認し全員集合の訓練

 

 9月1日は防災の日で1923年大正13年9月1日起きた関東大震災にちなんで全国で地震訓練がおこなわれました。

 光和精鉱株式会社は9月1日地震の避難集合訓練おこなわれました。机の下にもぐり、安否確認メールに返信して、玄関前に集合し点呼をとる。約120名全員集合するのに10分を切る。訓練開始時刻予告しているので、集合するのが早いのは当たり前。

 本当に突然大地震が起きたら、工場操業をどうするのかの訓練はないのです。津波がきたらどこに逃げればよいのかの訓練もない。防災訓練したことを記録する帳面消しの防災訓練でした。

  

十五円五十銭

 関東大震災と言えば、朝鮮人虐殺事件がある。「朝鮮人が火つけをしている」「朝鮮人が井戸に毒を入れている」などの流言蜚語が流れて、この噂を真に受けて住民たちは自警団を結成、これに軍隊も加わり、多くの朝鮮人や中国人が虐殺された。その数は6000人余りとも言われているが、実際に何人の方が犠牲になったのか、政府の徹底した事実の隠蔽があり、93年がたった現在でも詳細はわかっていない。自衛団と軍人が混在して、道を行く人に「十五円五十銭」と言わせ、朝鮮語には濁音がないのでうまく話せない。「チュウコイェンコチュシェン」と濁音をうまく言えないと、朝鮮人とみなして捕まえて、リンチを加えて虐殺された犠牲者の数は記録隠滅しているので正確な数字は掴めていない。

 朝鮮人犠牲者以外にも、無政府主義者の大杉栄らが殺された甘粕事件、社会主義者亀戸事件も起きた。

 

萩原朔太郎の三行詩1924年1月雑誌『現在』発表

 朝鮮人あまた殺されたり

 その血百里の間に連らなれり

 われ怒りて視る惨何の惨虐ぞ

 

壺井繁治の「十五円五十銭」の終章の一節

 君たちを殺したのは野次馬だというのか?

 野次馬に竹槍を持たせ、鳶口を握らせ、日本刀をふるわせたのは誰であったか?

 僕はそれを知っている

 「ザブトン」という日本語を「サフトン」としか発音できなかったがために

 勅語を読まされて それを読めなかったがために ただそれだけのために

 無惨に殺された朝鮮の仲間たちよ